私は、高校時代、物理が苦手でした。公式の意味がイメージできなかった。
私は、高校時代、物理が苦手でした。
どのくらい苦手かというと、公式の意味がイメージできず、
そのわりには、問題が難しくて、公式を使ってうまく解けないのです。
だから、暗記に走り出しました(泣)
こんなシンプルな公式、意味あんのかよ! と腹が立ったこともあります。
大学の入試問題もまったく手が出ず、一番足を引っ張っている科目になっていました。
模試の偏差値も人には言えないくらい恥ずかしい偏差値でした。
私の高校時代の物理の偏差値は、40前後です。
これでは、まずいと思い、
高校3年生のときから、予備校に通い、物理の講座を取りました。
予備校では、少しですが物理がわかってきましたが、
それでも微分がどうのこうのとこれを使えば早く解けるぞーみたいな感じで、
よく考えてみると、数学的に解いていただけで、
物理のイメージは、やはり進歩していなかったのです。
このような状態で私は何をしたか?
物理の問題を単元ごとに暗記していったのです。(なんとおろかなことでしょう!)
質問しても、納得のいく答えが返ってくるわけでもなく、
そんな科目ってあるのか!
と悔しさでいっぱいでした。
もう誰も頼らない! 質問したって、自分の納得する答えが返ってくるわけでもないし。
私は、いろいろな問題集を買いあさり始めました。8?10冊くらい買ったと思いますが・・・
その中で、自分自身が気がつかなかった問題、意識していなかった問題を選んで、解くようにしました。
たしか東京出版の良問100題がよかったような気がします。(もう捨ててしまいましたが)
解説がくわしくかったのでこつこつと理解半分、暗記100パーセントです(笑)。
それでも、私の物理の偏差値は、45前後です。(まぐれや偶然も含む)
もともと偏差値が低かったので、その分、伸びしろは大きいです。(笑)
大学入試直前まで、原子物理までやりましたが、いかにせん、自分の理解が浅い。
砂上の楼閣です。基礎ができていないから、大学入試本番でどう出るか、不安でした。
ついに迎えた、現役の大学入試日本番、あれだけ時間かけてやったんだから
なんとかなる、なんとかしてみせるという気合のもとで、入試問題に挑みました。
よくて5割くらいできたかなあ?
もしかして、4割くらい、いやいやそんなことはないだろう?
結果は、不合格でした。
あったりまえだろう!
何一つ、物理を理解していない受験生が合格したら苦労しないわ!
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