化学 本質DVD商品一覧 大学受験用

第1巻 モルの本質

化学第1巻 モルの本質

モルというのは、本来は、一山のかたまりをあらわしている言葉です。 モルは、原子や分子の集団の個数を表しています。 しかし、1モルは何グラムとか、 22,4リットルで1モルとか、 グラムやリットルは出てきても、 実際には、原子や分子の個数が何個とかいう数が出てこないのです。 まず最初にここを本質まで深く理解する必要があります。 なぜ原子や分子の個数を表に出さないのか? モルを考えるどれだけ便利なのか? ここにをまず理解することから学習を始めてください。 世界化学学会で合理的に決められたモルの意味を理解できれば、 その深い知恵に驚きを隠せません。

第2巻 化学反応式の本質

化学第2巻 化学反応式の本質

本に書いてあることをそのまま暗記する勉強ほど苦痛なものはありません。 私はかつて、膨大な数の化学反応式を暗記するのではなく、 ある知識を元にその化学反応式の最終生成物を予測することを 理論的に導びくことができないだろうか、と考えたことがことがありました。 そして今、ここに 化学反応式を予測できるための本質的な理解ができるようになるための 化学反応式の本質ビデオ授業を作成しました。 私は、高校時代に化学の授業で、 化学が大嫌いになりました。 その原因は、化学反応式を覚えることにありました。 化学反応式を決定させるために未定係数法というものがありますが、 あれはすでに化学反応式がほぼ出来上がっている状態での話です。 未定係数法の問題が100パーセントできても、化学の本質は理解できません。 未定係数法は単なる数学的手法だからです。 化学は化学の原理で考えること。 これが本物の実力をつけるための勉強方法です。

第3巻 酸と塩基の本質

化学第3巻 酸と塩基の基本原理の本質

酸と塩基を根底から理解するには、奥の深い化学の基礎を学ぶ必要がある。 化学の基礎は難しい。 これを酸と塩基の例をとって説明しましょう。 酸と塩基の定義は 3つの定義があります。 一つ目の定義は、アレニウスの定義。 二つ目はブレンステッドの定義。 三つ目は、ルイスの定義。 いったい酸と塩基って何だ?と困惑している受験生はかなり多い。 そもそも勉強の出だしが暗記に頼っているから、すぐに挫折が待ち構えている。 化学の基礎は、そんなに甘くない。 上記の三つの定義は、徐々に酸と塩基の本質に迫っていく定義に進化しているのです。 酸と塩基をこのように定義したというからには、 莫大な実験と仮説と理論をもとに定義したわけです。 ブレンステッドもすごいが、ルイスはその上をいく酸と塩基の本性に迫っています。 ここまで理解すれば、あなたの勉強時間を有効に使うことができますね。

第4巻 有機化学の本質 入門編

化学第4巻 有機化学の本質 入門編

有機化学の苦手意識から解放され、 自然の奥深さの偶然と必然が奇妙な形で結びついていることが理解でき、 有機化学が好きになります。 有機化学は、覚えることがたくさんあって苦手だ。 あんなにたくさんの化学式なんて覚えきれない。 何が大事なのかもわからず、ひたすら頭に詰め込んでいく。 気がついたら、有機化学が苦手になっていたなんてことありませんか。 意味がわからない。 わからないからとりあえず暗記するが、数の多さに覚えきれない。 問題が解けない。 さらに悪いことに、解説を見ても何を言っているのかわからない。 できるレベルになるまではあとどのくらい勉強しなきゃいけないんだ。 この調子で本当にできるようになるのだろうか? 有機化学の参考書はもっているけれど、最初のページのほうであきらめて、 暗記すりゃいいんだろうと投げやりになってしまう。 どうせわからないし。 でも試験には絶対に出るし。 葛藤の始まりです。 有機化学でもがいている人。 有機化学の面白さを知りたい人。 有機化学を得点源にしたい人。 有機化学の根本的な原理を知りたい人。 薬学部を目指す人。 医学部を目指す人。 管理栄養師になりたい人。 食品関係の業務をしている人。 資格試験で有機化学が必要な人 有機化学で一度挫折したことのある人。 有機化学に心が折られてしまった人。 高校・大学の有機化学の授業がチンプンカンプンな人。 上記の人を救うために、渾身の思いをこめて作りました。 絶対にあなたを有機化学のとりこにしてみせるという思いで 有機化学の本質 入門編DVD(121分)を作りました。 あなたに必要なのは、莫大な暗記でも、大量の練習問題の反復でもありません。 有機化学の本質的な理解なのです。 あなた自身が有機化学の原理や仕組みを理解することで 苦手意識の悩みから解放されます。

第5巻 有機化学の本質 アルカン アルケン アルキン編 (脂肪族炭化水素)

化学第5巻 アルカン アルケン アルキン編 脂肪族炭化水素

有機化学は、早い時期に完成しておくことが必要です。 その理由は下記の3つです。 1つ目の理由は、この分野の配点は入試において非常に高く、 場合によっては、5割前後の配点率で出題されるからです。 早い時期に完成させる2つ目の理由は、 この単元は、化学の教科書の後ろのページのほうにあり、 最後まで消化できずに終了となるケースがあります。 入試が近いのに、未学習の分野があるのは無謀すぎます。 怖いです。不安が増大しすぎて、 早く入試が終わらないかなあという 別の感覚すら持ってしまいます。 そして、大抵、こういうときの結果は不本意に終わります。 早い時期に完成させる三つ目の最大の理由は、 有機化学は一般に暗記することが多い分野だと誤解されています。 早めに有機化学の本質を理解しておけば、 暗記などしなくても、自然に身につき、 さまざまな有機化合物を自分で導けるようになるからです。 多分、有機化学を入試直前で初めて学習すると 無意味な暗記学習に走り出します。 また、学習方法を間違えると、 早くやれば早く覚えられるという変な迷信に踊らされます。 有機化学は、早くやれば早く覚えられるというような やさしいレベルでは、習得ができない分野です。 その背景にあるものを根こそぎ理解して初めて身につく分野なのです。 このアルカン・アルケン・アルキン分野が理解できれば、 あとは、下り坂というくらい大切な分野です。学びがいのある分野です。 もちろん、前巻の有機化学の本質 入門編と組み合わせると、 格段に完成度が高くなります。

第6巻 有機化学 アルコール エーテル アルデヒド ケトンの本質

化学第6巻 アルコール,エーテル,アルデヒド,ケトン

いきなり官能基を覚えろなんて野暮な説明はしません。 炭素原子Cを2個、水素原子Hを6個、酸素原子Oを1個使って アルコールとエーテルの官能基をオクテットセオリーを満たすように作り上げれば ごく自然にアルコールとエーテルが作られてしまうことを説明します。 出来上がったアルコールとエーテルを区別する方法の解説を電子式を使って説明します。 アルコールの濃硫酸による脱水反応を 中温(100℃~150℃)と 高温(150℃以上)で それぞれ何が起こって脱水していくのかを電子式を使って説明します。 オクテットセオリーはブレがない理論です。 オクテットセオリーを制するものは、有機化学を制す です。 強敵、アルコールの酸化反応をオクテットセオリーを使ってすべて解明します。 メタノールが酸化され、ホルムアルデヒドになり、さらに酸化され、蟻酸になり、 さらに酸化され、炭酸になり、さらに酸化され、二酸化炭素になる過程をすべて納得がいくように電子式を使って説明します。 エタノールの酸化反応も説明しています。 さらにアルコールの酸化反応を今度は見方を変えて、 一般の参考書に書いてあるような説明をして、 一般の参考書の理解を深めるその瞬間を体験していただきます。 オクテットセオリーを使えば、いくらでも、参考書の内容がわかります。

第7巻 有機化学 カルボン酸とエステルの本質

化学第7巻 カルボン酸 エステルの本質

カルボン酸やエステルは、自分たちの身の回りにあるのものが多く、 名前も、国際名でなく、慣用名で覚えなくてはならないので、 「あんなにいっぱい有機物が出てきても困るなあ」と嘆く方もまた多いのが事実です。 現実問題として、カルボン酸やエステルの有機化合物に関して、 それじゃ、覚えて暗記すりゃいいんだろうって、言われます。 でも誰のために覚えるのかって? 自分のためでしょうに! おそらくこのような勉強方法では、カルボン酸やエステルを得点源にできません。 第一、覚えて暗記すりゃいいんだろうって、一番つまらない、頭を使っていない勉強だからです。 正直なところ、カルボン酸やエステルの有機化合物の名前なんてあとまわしでいいのです。 カルボン酸の仕組みとエステルの仕組みを根本から理解し、 またその違いを認識して、本質からわかってから、 カルボン酸やエステルの有機化合物を覚えればいいんです。 というか、本質がわかってしまうと、の有機化合物の名前など 覚えたというよりは、理解して身についてしまったという言い方のほうが正確かもしれません。自然に頭に入ってきます。だから、暗記しているという感覚がないのです。そこには、ただカルボン酸やエステルの理解の骨格がしっかりとできあがり、いくらでも受け入れ可能という脳の状態を作り出します。 この本質DVDでも、 がっちりとカルボン酸やエステルの説明をゼロから始めています。 原理と仕組みを解説しています。 この本質ビデオが見終わった2時間後には、 市販されている問題集の標準問題はもちろん、応用問題まで解くだけの 地頭(素地)が出来上がっています。

第8巻 有機化学 ベンゼン・芳香族化合物の本質

化学第8巻 ベンゼン・芳香族炭化水素の本質

ベンゼンを根本から勉強したい人のために、この本質ビデオを作りました。 ベンゼンの仕組み、原理、反応の仕方の理屈を盛り込んでいます。 学校ではちょっとしか触れられなかった人、 もう一度ベンゼンの講義をゼロから受けたい人、 あるいは、初めてベンゼンを勉強する人、 独学では、どうしても突破できない関門をくわしく本質・成り立ちから解説しています。 この本質DVDは、問題集の問題の解答を解説しているものではありません。 この本質DVDの目的は、あなたがベンゼンに関する問題が解けるようにするために その背景やほとんどの原理・仕組みを解説しているのです。 つまり、講義と同じです。ただ普通の予備校の授業と違うのは、 化学の教科書に書いてあるそっけない説明の理由を埋めるために、 高校の化学のレベルを超えて、大学の教養課程のレベルはもちろん 薬学系の大学の化学の講義のレベルにまで立ち入って解説しています 。 書店で販売している市販の参考書は、カラフルですべてを網羅して解説しています。 学習する上での情報は、すべて網羅しています。 しかし私が求める肝心なものがありません。 肝心なものとは、仕組みとか理屈とか成り立ちです。

第9巻 有機化学 フェノール、芳香族カルボン酸、芳香族アミンの本質

化学第9巻 フェノール 芳香族カルボン酸 芳香族アミンの本質

有機化学 芳香族化合物の完結編の本質DVDです。 扱う内容は、フェノール・芳香族カルボン酸・芳香族アミンです。 なお、芳香族カルボン酸については、 前巻 第8巻のベンゼン・芳香族炭化水素本質DVDで、 カルボン酸の製法を2つ詳しく電子式を使って解説しています。 今回の第9巻 フェノール・芳香族カルボン酸・芳香族アミンの本質DVDでは、 芳香族カルボン酸については、カルボン酸を使って医薬品を2つ作ります。 つまりカルボン酸を使った反応を扱います。ご注意ください。 カルボン酸について詳しく、原点から理解したい人は、 前巻 第8巻のベンゼン・芳香族炭化水素本質DVDから視聴されることをお勧めします。 フェノールと芳香族アミンについては、 はじめから解説しています。 また、本質DVDではあまり大学入試問題を取り上げませんが、 本質にかかわる問題、その単元の理解度を左右する集大成の問題は本質DVDでは取り扱います。 本質がわかっていないと解けないような問題は、本質が理解できているかどうかの確認になるのです。 問題の正解を出すことも大事ですが、 そこに至るまでの背景や理解、仕組み、原理的なことを 自分はちゃんと理解しているかどうかをこの本質DVDを通して、 あなたご自身で確認して欲しいのです。 問題の正解を出す時間はあっという間です。 しかし、そのあっという間で解けるようにするためには、 その何十倍もの時間をかけて本質の理解をすべきなのです。 頭を使いますから、疲れます。当然です。ラクはできませんが、たのしいです。 もちろん、今回この本質DVDで取り上げた 分液漏斗を使ったエーテル層・水層への フェノール・安息香酸・アニリン・トルエン・ニトロベンゼンの5種類の芳香族化合物の分類は、 すべて理屈が説明してあります。 東大でも出題されている問題です。 東大の問題と京大の問題は、良問が多いです。 理由は、本当にわかっていない受験生は、不合格になるように作られているからです。 合格する人は、本質的理解をしている、かつ問題慣れしている、 処理スピードが速いの3つがそろっています。

第10巻 有機化学 アミノ酸・タンパク質の本質

化学第10巻 アミノ酸 タンパク質の本質

アミノ酸・タンパク質も 丸暗記でこの分野を乗り切ろうとした場合、 結果のみを追求することになります。 丸暗記した結果は、 すべて知っているけれど、何もわからない という状態が起きます。 たいていの苦手の単元で、この「すべて知っているけれど、何もわからない」が起きます。 言い換えると、知っていることは多いが、肝心なことがわかっていない。ということが起きます。 もちろん人生を左右する大切な試験では、丸暗記が通用するわけがありません。 本質DVDのコンセプトは、 「何も知らないけど、すべてわかるようになれる」です。 わかりやすく言うと、 ハイレベル問題集が解けるだけの 背景的な理解と原理と仕組みの本質が理解できるので、 丸暗記の勉強から脱却できるのです。 このアミノ酸・タンパク質の本質DVDを視聴したあと、 あなたは、アミノ酸・タンパク質についての肝心なことが理解できます。 肝心なこと=本質 です。 そして本当に自然の仕組みがうまくできていることに驚くことでしょう。 アミノ酸・タンパク質検出のための ニンヒドリン反応 ビウレット反応 キサントプロテイン反応 硫黄反応など 結果だけを暗記して何になるのでしょうか? 本質DVDでは、上記の検出反応のすべての反応過程にも立ち入って、 それこそ、今は必要ないということが、参考書に書かれていても、 それを度外視して 専門的な領域に立ち入って、 ニンヒドリン反応 ビウレット反応 キサントプロテイン反応 硫黄反応 の途中の過程をしっかりと解説しています。 ひとつの原因が、ひとつの結果を生み出し、 さらにその結果が、原因となって、 また新しい結果が生まれる、因果関係を重視しています。

第11巻 有機化学 糖の本質

化学第11巻 糖 単糖 二糖 多糖類の本質

この糖の本質DVDは、難関大学受験のために作りました。 あなたが糖に費やす時間は2時間です。 この2時間で糖の本質がわかります。 見終わった後、一流の国立大学、たとえば、東京大学、京都大学の入試問題を見てください。合格射程距離に入っていることでしょう。 理屈をたくさん詰め込んでいますので、覚えなくてもいいかもしれません。 覚えるというよりは、確認程度でいいです。 さあ、今のうちに、糖の本質を学習しましょう。 好奇心がいっぱい出てくるかもしれません。 それが大切なのです。 第11巻 有機化学 糖の本質DVD の内容。 単糖 グルコースの水溶液中の3つの平衡状態である アルデヒド型グルコースの解説。 アルデヒド型グルコースからα-グルコースを電子式で導く過程を詳細に解説。 アルデヒド型グルコースからβ-グルコースを電子式で導く過程を詳細に解説。 単糖 ガラクトースの水溶液中の3つの平衡状態である アルデヒド型ガラクトースの解説。 アルデヒド型ガラクトースからα-ガラクトースを導く過程を解説。 アルデヒド型ガラクトースからβ-ガラクトースを導く過程を解説。 原理は、グルコースと同じです。 単糖 の水溶液中の5つの平衡状態にあります。 フルクトースは、手ごわいです。 フルクトースの形は水溶液中で五つもあるのです。そのでき方のすべてを省略することなく、電子式も含めて、詳細に出来上がる原理を解説しています。 ケトン型フルクトースの解説。 ケトン型フルクトースからα-フルクトピラノース(六員環)を電子式で導く過程を詳細に解説。 ケトン型フルクトースからβ-フルクトピラノース(六員環)を電子式で導く過程を詳細に解説。 さらに・・・

第12巻 有機化学 合成高分子の本質

化学第12巻 合成高分子の本質

理屈を省略した勉強は、丸暗記になります。 当然、本当に理解したことにはなりません。 わずか2時間で、合成高分子の本質をたくさんお見せします。 本質が理解できれば、実力もつくし、自然と頭に入ってきます。 独学で勉強していると頭の中がごちゃごちゃしてまとまらない分野です。 ポリエステルって何? と聞かれて答えがでますか? その仕組みは? って聞かれたらどのように説明しますか? この合成高分子の本質DVDは、ただ項目を並べて説明するような解説よりも ひとつの本質を理解することによって、並べた項目がすべて同じ仕組みでできるということの大切さを実感して欲しいために作りました。 ひとつの原理や仕組みがわかると、つまり本質がわかると、今まで違ったモノのように見えていたものが、その根底では、まったく同じものだったということに気づくでしょう。 その内容は・・・

第13巻 酸化還元 半反応式の本質

化学第13巻 酸化還元 半反応式の本質

酸化還元は、酸化数の決め方から始まります。 安易な方法を使って、 水素の酸化数が+1、 酸素の酸化数が-2、として他の原子の酸化数を計算しましょう、 などというあらかじめ決められた簡略的な方法で(中学生でもできる方法で) 他の原子の酸化数を求めることは一切していません。 その理由は例外が出てくると、この方法がまったく役に立たないからです。 例外となる物質の酸化数は、 たとえば 過酸化水素の酸素原子の酸化数、 次亜塩素酸の塩素の酸化数、 亜塩素酸の塩素の酸化数、 塩素酸の塩素の酸化数、 過塩素酸の塩素の酸化数、 酢酸を構成している2つの炭素の酸化数などです。 例外はたくさんあります。 例外が出てくるたびに丸暗記していくとその単元の本質から遠ざかり これが原因で学力に限界が生じます。あっぷあっぷの状態になり嫌気がさしてきます。 我慢することが勉強ではありません。 我慢して得られることは、せいぜいその我慢から解放されたときの開放感ぐらいしかありません。 本当の実力のつく勉強とは、理解の度合いを深めていくことに喜びが生まれることです。 かつ、物事を本質から理解できるようになると、視点が変わってきます。 また、知的好奇心が出てきます。 この本質DVDでは、そもそも酸化数とは何なのか? ここをしっかりと本質から理解できるように解説しています。 本質を貫いた方法で酸化数を決める方法を教えています。 私の役目は、受験生の苦手な単元を得意な単元にさせることです。 これは、医師が、患者さんの体の弱った箇所を診断し、適切な処置と処方箋を出すの同じです。 あとは、患者さんの治癒力に任されます。 受験生も同じです。 あなたの苦手な単元について、私が、まず背景知識や原理や仕組みなどの本質を教えます。(適切な処置と処方箋を出します。) あとは、あなたが、自宅で問題演習(処方箋)を消化します。 まあ、問題はそこらへんにごろごろころがっていますが、なるべく解説の詳しいものを使うようにしたほうが、本質的な理解と重なってきて効果的です。 次に、酸化還元反応というものは、電子自体が反応に加わってきます。 電子の挙動が反応を決めるわけです。 ですから、電子式が描けるようにできなければなりません。 電子式というというと難しく感じられるかもしれませんが、 実際は、とても簡単です。 というのは、ひとつの原子の周りに8個の電子が集まるように、・(点もしくは、ドット)を描けばいいだけですから。 もちろん元々の原子の電子式も描けることが必要ですが、これもきちんと解説していますから、安心して視聴できます。 酸化還元の単元で、大半の受験生がつまずくところは、 酸化数を求めることはできるが、酸化剤の過マンガン酸カリウムになると酸化数が、+7から+2に変化します。このことを暗記し、酸化剤の半反応式を書く段階になってから、いままで学習してきた酸化数の求め方の学習からのずれが生じて、なぜこのようになるのか?とか、また、この半反応式で何が起こっているのかがまったく想像できないことが、苦手意識を作り出していると思います。 どんなにわかりやすく解説されていても、本質を説明していなければ、肝心なものが習得できません。 酸化還元は、電子のやり取りによって起こる原子の組み換え反応です。(ちょっと言いすぎか?(笑))・・・

第14巻 酸化還元の本質 完結編(4時間) \6,500円→ ただ今キャンペーン中 \3,900円

化学第14巻 酸化還元の本質 完結編

たとえば、強力な酸化剤となる過マンガン酸カリウムの場合、どこから電子を奪ってくるのか、(もらってくるのか)、また、過マンガン酸カリウムの電子を強烈に奪い取る原動力となっているのは、どういうからくりによるものなのか、どういう仕組みになっているのか? 電子の動きはどうなんだ? というまで突き詰めて考える論を展開しています。 最終的にどのような状態が安定した組み合わせになるのか?というところのまで踏み込んで解説していきます。 難しい式は一切出てきません。難しいことはありませんが、ひとつの現象が原因となって次の現象が起こり、これがまた原因となって、次の現象が起こる・・・このようなことが酸化剤におきています。 何が起こっているのか? 電子の流れをしっかり追っていくことで、 その真の姿を見ることができます。 初めに単元の本質から理解すれば、その後の勉強もスムーズに進み、 最難関大学の入試問題も何を言っているのかがわかるようになり、 問題の意図までわかるようになります。 理解が伴って身につく勉強ができるようになると復習は、一回で済みます。 一回の復習によって新しい発見もあります。 もちろん入試前には、さっと見直しの復習をする必要はありますが・・・。 ただ、私には、何回も同じ問題を復習することの意味がわかりません。 何回も同じ問題を復習することは、結局、理解していないから、丸暗記になりつつあるのです。 理解していない証拠なのです。だから、問題集を何周しても真の実力がつかないままなのです。 何回も復習すると問題よりも答えを暗記してしまう危険があります。 その答えに合うように問題を解いていくという変な形の勉強方法になってしまいます。 真の理解(本質の理解)からはじめた勉強は、入試問題演習は、本質の確認の意味での格好の材料となり、 解く問題すべてが身につき、実力を養う時間にすべて充当することができます。勉強時間の密度がかなり高くなります。 しかし、入試問題演習からはじめた問題集スタート中心型の勉強は、やがて暗記になりつつあり、応用がまったく利かない勉強になります。 だから、勉強している割には、模試の偏差値が上がってこないという現象が起きてきます。何よりつらいのは、勉強している当本人なのです。 空回りしている感じがしているような気がします。 私は、人にものを教えるときには、その人が、自力で問題が解けるようになるまでの 背景知識や原理、仕組みを教えるようにしています。 こうすることで、未知の問題への対応力や応用が利き、解答ができ、 偏差値を上げることができるのです。 問題演習は、多くは解きません。 本質が確認できる良問(特に難関大学の入試問題)を2、3問解説するだけです。 あとは、受験生が自宅で問題を解けば解くだけ身につきます。

第15巻 電池の本質

化学第15巻 電池の本質 ボルタ電池 ダニエル電池 鉛蓄電池 燃料電池などの化学反応式のしくみの本質

大昔は、今のような乾電池やボタン電池などなかった。 おそらく莫大な試行実験の結果、今の乾電池やバッテリーができたのでしょう。 電池は、化学反応を実にうまく利用してできています。 ボルタ電池では、ビーカーに硫酸を水で薄めた水溶液(希硫酸)を入れて 銅版と亜鉛版を入れて、豆電球につないでみます。 そうすると、豆電球が一瞬明るく点灯したかと思うと すぐに豆電球は、消えはしませんが、暗く点灯します。 なぜ暗く点灯するようになってしまうのか。 また、この暗く点灯している状態で、 ある物質を投入すると、また明るく点灯し続けます。 上記の現象の本質を深く理解するためには、 イオン化傾向とは何か。 イオン化傾向はどうやって決められたのか。 イオン化傾向は何を基準に決めて測定したのか。 電位と電位差の違いは何か。 このような項目をひとつひとつ深く理解していって 初めて、イオン化傾向の本質にたどりつくのです。 単なるイオン化傾向を語呂あわせで丸暗記しても、 イオン化傾向を成立させている背景や仕組みがわかっていないと 本質的な意味を見出すことができません。

第16巻 電気分解の本質

化学第16巻 電気分解の本質

電気分解とは、自然に起きる酸化還元反応とは違って、 物質から強制的に電子を引き抜いて 無理やり酸化還元反応を起こさせてしまうという 強引なことをしています。 そこで問題になるのは、 じゃあ、いったいどこから電子が引き抜かれるのかということです。 しかもこの電子の引き抜かれ方にも順番というものがあります。 おそらく一番、みんなが疑問に思っている電気分解は、 水酸化ナトリウム水溶液ではないかと推測します。 水酸化ナトリウム水溶液を電気分解すると、 陽極と陰極からそれぞれどんな気体が発生しますか? という問題は中学校でも勉強しているはずです。 ところがこの問題に明確に解説しているもの、 私にとって納得のいく解説が書いてある参考書が見当たりません。 たぶん一般的には、 水酸化ナトリウムは、ナトリウムイオンと捨て水酸化物イオンに分かれているが、 電流を流しやすくするためであり、 陽極からは、酸素が発生し、 陰極からは水素が発生する、 というまったく脈絡のない、ごまかされた解説がされています。 (上記の解説は、程度の差はあるにしても、おそらくこれは覚えて丸暗記せよと言っているようなものですが)  このような学習をしたところで、これでは、将来なんの役にも立ちません。

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化学が苦手な人は、教科書や参考書をそのまま鵜呑みにしているところがあります

このページの主旨・・・化学が苦手な人は、教科書や参考書をそのまま鵜呑みにしているところがあります。しかし教科書や参考書の背後には、たくさんの原理や仕組みが隠されているのです。化学の本質を教える映像授業(本質DVD)は、教科書や参考書では、触れていない、あるいは教えてくれない化学の根本原理が理解できるように作成しました。化学の本質を教える講義を視聴して、第一志望校合格を達成してください。


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暗記からの脱却は、第一志望校合格への絶対条件です。ただ一生懸命やっただけでは、第一志望校には、合格できません。入試はそんなに甘く はありません。


しかし、単元の本質を理解した上で、死にもの狂いでやった受験生が第一志望校に合格できるのです。単元の本質を理解してしまえば、最大の ライバルは、あなた自身です。そう! 自分と向き合って必死になって勉強するのみです。こういった努力の方向が第一志望校合格の条件となりま す。

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