学習内容の「理解」に、今ひとつ、確信が持てない

私が受験生だったころ、
勉強が思うようにはかどらないことが、
しょっちゅうありました。

その理由の一つは、
今ひとつ学習内容の「理解」に確信が持てなかったことにありました。

なぜこうなるのだろう?
どうしてこのように考えるのだろう?
という疑問だらけだったのです。

でも、このまま継続してやればいいんだ。
「継続は力なり」っていうことわざもあるし・・・

また、心の中では、目の前にある問題が解けなくて、
解答をみて、「こんな解法なんて思いもつかないよー」
なんて嘆いている自分が存在してたのです。

やっぱりパターンを覚えて練習かなあ。
そのためには、もっと勉強時間を増やさなきゃなあ。
たいへんだなあ。

いやだなあ。勉強なんて。
早く希望校に合格して遊びたいなあ。

でもなあ、問題は解けないし、勉強なんかやる気ないなあ。
まあ明日からきちんとやればいいか。

こんな悪循環にはまってしまった時期があります。
もちろん模擬テストは下がる一方です。

そして、そこには、大きな試練が待っていた。

そして、のんきな大学受験の現役生だった私に
神様は、ひとつの大きな試練を私に与えたのでした。

まさか皆さんはそんな悪循環ということはないですよね。
仮に、そうだとしても安心してください。

そこから抜け出す方法を次にお教えしましょう。

嫌いな教科が、得意になった実話

あなたが一番、きらいな教科は何ですか?
見るのもいやな教科はありますか?

私の体験をもとにお話します。
今から9年前1997年のことです。
当時私は37歳でした。

私は、突然、予備校で「地理」という教科を教えざるをえない状況に
なってしまいました。

理科系の私は、
内心どうしよう・・・・不安でいっぱいでした。



予備校というのは、いろいろな教科を教えなければならないのです。
何もわからないし、世界の国についての特色なんかも さっぱりわからないし・・・・

私にとっては、「地理」という教科は
一番触れたくない、かかわりたくない教科だったのです。

仕方なく本屋さんに直行。
やっぱりなあ。
よくわからないや。

第一に覚えられない。
どこが大事なポイントなのもかわからない。

自分がわかりもしない地理を
生徒に教えて点数を上げさせるなんて
どう考えても不可能なことだ。

やっぱり、ポイントが全然つかめないや。
問題集を見ても解けそうな問題は1つも見当たりません。

そもそも地理なんて意味があるのかという
自己中心的な考えにまで到達してしまいました。

こりゃ大変だ。なんとかしなきゃ。
当たって砕けろみたいな、
そんな度胸はありません。

第一そんな授業したら学期の節目で担当を交代させられてしまう。

私のプライドにかかわることでした。
私の実力がここで試されている。
そんな気がしました。


ピンチでした。

しかし・・・

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