自分が英語ができるようになる過程と教え方は別物だが、英語の本質的理解は変わらない
苦手な科目を得点源にしていく過程は、やさしくありません。
相当な覚悟を持って挑んでいかないと、科目の重圧に耐え切れません。
実際に私が経験した英語の偏差値が上がる勉強方法をここに公開します。
まず、第1段階として
Q&Aが書いてある英語の参考書は、文法事項に特化しており、英語の骨格の成り立ちの原理を説明や証明をしてくれていたので、
(英語の本で文法事項を証明するなんて考えられませんが・・・)
ひたすら文法事項徹底理解することに全力を尽くしました。
第2段階として、
問題数が少なくて、解説の多い英文法の問題集を購入し、理解した文法事項の原理をもとに解いていきました。
疑問点は、いろいろな英語の参考書で調べまくりました。
第3段階として、
熟語や語法を前置詞を根本から説明している本を探してみっちりと前置詞の原理や理屈を勉強しました。
前置詞の原理や理屈を理解すれば、熟語や語法は、暗記しなくても済むことがわかってきました。
第4段階として、
英語の長文対策は、第1段階で考え抜いた文法の理屈や、本質から理解した文型を駆使して英語長文の中の短い文を文型から見て分析し、
何が?どうした、の部分を意識し始めました。
このとき、仮に未知の単語があっても気にならなくなりました。
というのも、英語長文が修飾している文章中に、
未知の単語があっても
この修飾している文章は重要ではないので、
未知の単語があったとしてもカットできるからです。
どういうことかというと、
修飾している文章をカットしても論理の大筋は変わらないのです。
第5段階として、
英語長文の中の穴埋め問題も、第1段階で考え抜いた文法の理屈や、本質から理解した文型が役に立ち、
正解率が上がってきました。
正解を理屈で埋められるということが一番大きな進歩でした。
文法問題は、数千題から数万題くらいいくらでも作成できるのです。
これらを暗記することはできません。数千題から数万題に対応するためには、根本的な理解が先だということを痛感したのです。
第6段階として、
特殊な語彙(特殊な言い回しや熟語のことでひたすら暗記専用・・・しかし、理屈で埋まるときが多くある)は、
400?500個も身につければ十分でしょう。
そして英語長文を解くとき、ある日、こんな変なことを考えてしまいました。
そもそも、英語長文の問題を解くということは、
書かれている英語の内容そのものを理解することではないことに気がつきました。
(第一に、一流の作家や、専門家が書いた英語長文の内容そのものが、
本番入試の90分以内に完全理解できるわけがない!)ということに気がつき始めたのです。
何のために英語の長文を読んでいるのか?
そりゃ、点数を取るためですね。
点数を取るためには、
設問に対して正しい答えを見つけられればいいのだ!
要は正しい答えの見つけ方を勉強すればいいのだと感じ始めました。
その方法は、第一に、 英語長文のなかには、必ず未知の単語が含まれています。
もし、その未知の単語がその長文のキーワードのテーマたっだら、
必ず、数回ほど、その未知の単語は、どこかの英文で言い換えているのです。
要は、言い換えの文章を探せばいいのです。
この言い換えの文章をや文、もしくは単語、熟語を探す能力は、
長文を読む上で、非常に重要になってくると考えたのです。
東大、京大、阪大、早稲田、慶応、など一流大学の英語の入試問題分析を見ても
言い換えの文や語句を探す能力がなければ、正解にたどりつけないようになっているのです。
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