12月の物理の模試の偏差値は、71になりました。(満足でした。そして、震えました。)
12月の物理の模試の偏差値は、71になりました。(満足でした。そして、震えました。)
物理をある程度悟ったという感覚もあり、ひらめきに近い感覚も覚えました。
ここから私は、急遽進路を変更しました。
数学科を希望していましたが、物理学科に進路先を変更したのです。
それほど物理に夢中になりました。
物理の大学入試の過去問も自分で解説の行間を埋められるようになり、 現役時代とは、あきらかに物理の実力が違う自分に成長していったのです。
現役の頃とは、あきらかに物理の実力が違う自分=比べ物にならないくらいの物理の実力を身につけたのです。これなら、物理はいけそうだ。直感しました。
幸いにも、過去に無駄な物理の問題をたくさん解いていたおかげもあって、
みるみるうちにその問題の解説が頭に入ってきて、完全理解といっていいほどになりました。
こうして迎えた大学入試当日、物理の入試の前には、心臓がバクバクになりました。
そう、何かいい結果が残るときは、いつも心臓がバクバクするのです。
これは、自分にとって、いい傾向なのです。
さて、物理の入試開始!
途中の熱力学で苦戦するが、
落ち着いて、原子物理が最後の1秒前で、完答に成功しました。
物理の正答率は、9割5分くらいか?
これは大きい。ひよっとしたら・・・。
結果は、合格しました。
今思うと、浪人時代のパワーは、今でも活きているように思えてならないのです。
だって、普通なら、浪人時代の受験勉強なんて、36年後経った今でも覚えているはずがありません。
それだけ、入試に立ち向かうために戦ったという証(あかし)でもありますね。
実は、大学に入ってからも、
専門書で読んだような、なぜそうなるのかの理由を追求した勉強を自主的にしていました。
大学の夏休みは長く、時間があります。
その間も、物理の原理を研究していたのです。
苦しいけど、楽しい。そんな大学生活を送っていました。
充実していましたね。
やがて、これが実を結び、大学卒業後、
就職した予備校でいきなり、物理科主任に任命されたのです。
大学時代独学で学んだ、物理の原理を教えたのです。
もちろん受験生からの評判は、良く、遠方からも授業を聴きに来てくれたのです。
先生の授業は、よくわかり、しかも覚えることがひとつもないという
物理の学問的な奥深さを見せてくれるから楽しい、と。
入試問題がまるで、計算ドリルのような簡単な問題に見えてきます、とも。
これには、思わず、ニッコリ(笑) もうドヤ顔です。
こうして、私の予備校の黄金時代を迎えたのです。