本物の英語の実力はいつ身につくのか? 英語の実力をつける方法は、簡単ではなかった。
要は、本当の英語の力は、まだ、身についていなかったのです。
英語が得意になるという感覚ってどんなものなのだろう。
予備校のある先生が授業中に、
「英語は得意になってしまえば、そう簡単に実力が落ちることはない」って
言っていたけど、
そんなに実力がついた受験生って、どんな受験生なのだろうか?
と妄想までするようになりました。(笑)
自分もこの調子でやっていけば、英語は得意になるのだろうか?
なれるといいなあ。
再び妄想?
英語の受験勉強は、根性論で、やりました。
苦しくても、つらくてもやる。苦しくても、つらくてもやる。
あとがないという状況まで自分を追い込んで、
浪人時代を過ごしました。
とうとう英語の実力に自信がないまま、
大学入試日を迎えてしまったのです。
自分としては、不甲斐なさと不安でいっぱいです。だって英語の偏差値が50前後しかなかったのです。
こんな気持ちで大学入試を迎えたくなかった。
英語の入試が始まりました。
ドキドキものです。
やたら難しい単語もあり、
空欄補充も勘で埋めてしまいました。
やはり入試本番中でも、あの感覚、つまり、
英語長文の文意が後半の途中で途切れて、挫折しかかり、
焦る感覚を身に覚えました。
何度も文意が途中で途切れたあたりの文章を読まなければなりません。
時間もかかります。
選択肢の文章も単語が難しく苦戦しました。
正解率は、たぶん5割強だろうと予測しました。(泣)
浪人してからの大学受験の結果は、どうなったのか?
結局、英語以外の科目で点数を稼いだという結果に終わり、
本当に、運よく自分の第一志望大学に合格しましたが・・・
これを努力が実ったというのかどうかわかりませんが、
英語の実力に自信がもてず、ましてや伸びしろは、ゼロです。(笑)
でも何か釈然としません。
英語が自分のものになっていないのです。
大学に入ってから困らないだろうか?
という不安すら出てきました。
あとで、受験勉強時代を振り返ってみると
自分の浪人時代の英語の勉強方法は、自分の性格と合っておらず、
間違っていたことに気がつきました。
結局、英語の実力なんて伸びていないじゃないか! なんてこった!
一番の原因は、物事の理屈や理由がわからない限り、
前へ進むことができなくなるという
自分の性格に大きな原因があったように思えてきました。