ボルタ電池 ダニエル電池 鉛蓄電池 燃料電池 映像授業 本質DVD電池の本質 ボルタ電池 ダニエル電池 鉛蓄電池 燃料電池などの化学反応式のしくみの本質DVD
大昔は、今のような乾電池やボタン電池などなかった。
おそらく莫大な試行実験の結果、今の乾電池やバッテリーができたのでしょう。
電池は、化学反応を実にうまく利用してできています。
ボルタ電池では、ビーカーに硫酸を水で薄めた水溶液(希硫酸)を入れて
銅版と亜鉛版を入れて、豆電球につないでみます。
そうすると、豆電球が一瞬明るく点灯したかと思うと
すぐに豆電球は、消えはしませんが、暗く点灯します。
なぜ暗く点灯するようになってしまうのか。
また、この暗く点灯している状態で、
ある物質を投入すると、また明るく点灯し続けます。
上記の現象の本質を深く理解するためには、
イオン化傾向とは何か。
イオン化傾向はどうやって決められたのか。
イオン化傾向は何を基準に決めて測定したのか。
電位と電位差の違いは何か。
このような項目をひとつひとつ深く理解していって
初めて、イオン化傾向の本質にたどりつくのです。
単なるイオン化傾向を語呂あわせで丸暗記しても、
イオン化傾向を成立させている背景や仕組みがわかっていないと
本質的な意味を見出すことができません。
イオン化傾向の本質がわかってくると
どちらが電子を出す極板なのかがイメージできて判断ができます。
そして、ボルタ電池では、豆電球が一瞬明るく点灯したかと思うと
すぐに豆電球は、消えはしませんが、暗く点灯してしまいます。
なぜ暗く点灯するようになってしまうのか、については、
分極という現象で説明できますが、
分極ってなんだ?ってことになるわけです。
用語にはきちんとした意味があります。
分極って、極が分かれることによって、起こる現象のことをいいます。
いきなり、分極=電流が流れない ではありません。
また、ボルタ電池では、豆電球が暗く点灯している状態で、
ある物質を投入すると、豆電球は、再び明るく点灯し続けます。
これは、酸化剤を投入しているということです。
酸化剤は、分極を起こしている極板に付着している物質から、
電子を強制的に引き抜き、極板に付着している物質を分解します。
だから極板に付着している物質がなくなるので、
豆電球が、再び明るく点灯し続けるのです。
上記は、ボルタの電池の原理のことを記述しています。
ボルタの電池は、不完全な電池ですが、
その分、本質的に重要な学習要素を多く含んでおり、
化学を本質から理解していないと、
わかったとは言い切れない不敵な電池です。
ただ、ボルタの電池をしっかりと本質から理解できると、
ダニエル電池、鉛蓄電池(いわゆる自動車のバッテリー)は
いとも簡単に理解できてしまうのです。
これは、ボルタの電池の内容のほうが実は難しいことに原因があるのです。
電池は嫌いだという人がよくいます。
これは、いきなり電池の化学反応式を覚えされられてしまったからでしょうか?
単なる丸暗記は、「考えなくなる」という弊害が生じます。
暗記している勉強は、考えない勉強なのです。
もし、偏差値が上がらないのなら、考えない勉強をしていることになります。
でも、考える勉強に切り替えたらどうなるか?
まず、いままで気づかなかったことに気づきます。
細かい、「なぜ?」っていう疑問を持ったものについての理屈や仕組みがわかります。
問題集を解いていないのに、実力がつき始めます。ここではまだ偏差値は上がりませんが、
難しい基礎(やさしい基礎ではありません)が理解でき始めます。
基礎を使った簡単な問題を解くことにより、確実に自分の身についてきます。
数研出版の重要問題集(化学)の中の比較的難しいい言われているレベル2の入試問題を解いて、かつ身につけるだけの資質が出来上がります。
ここから偏差値がぐんぐん上がってきます。
そして今度は、やればやるほど勉強が良い意味で楽しくなってきます。
知的好奇心の芽生えです。奥深く学ぶことで、境地に達するという言い方はおおげさかもしれませんが、擬似体験はできるでしょう。
本質DVDは、数研出版の重要問題集(化学)の中の比較的難しいと言われている、レベル2をあなたが解いて、身につくことができるようにするための講義なのです。
本質DVDは、重要問題集(化学)を解くための問題演習ではなく、
(問題集が解けるための問題演習解説は、問題に振り回されるだけなので、ただわかっただけという実感がのこるだけですが)、
そうではなく、本質DVDは、重要問題集(化学)のレベル2が解けるだけの原理と仕組みの「本質」を講義しているのです。
この本質DVDの講義内容を無視して、
重要問題集(化学)を解いても、本当の意味で、大問を完答することはできないでしょう。
完答できるかもしれませんが、問題は、完答した後なのです。
たまたまこの問題だから完答できたなんていうのは、実力ではありません。
どのような問題でも、完答できないとしても、本質DVDの講義内容を理解していれば、
完答できない大学入試問題も、自分のものにできるのです。
これが身につくということです。
実力をつけるということです。
明らかに自分で実力がついているという充実感があります。
第１５巻 電池の本質 ボルタ電池 ダニエル電池 鉛蓄電池 燃料電池などの化学反応式のしくみの本質DVDの内容
- イオン化傾向は何を測定して決められたものか。
- イオン化傾向の基準となる物質は何か。
- イオン化傾向から見る正極・負極の見分け方
- ボルタの電池の仕組み
- ボルタ電池の負極で起こっている反応を解説(電子式を使います)
- ボルタ電池の正極で起こっている反応を解説(電子式を使います)
- ボルタ電池の全体の反応式の解説
- 分極とは何か
- 起電力が下がる理由は何か
- 減極剤とはなにか
- ダニエル電池の仕組み
- ダニエル電池の負極で起こっている反応を解説(電子式を使います)
- ダニエル電池の正極で起こっている反応を解説(電子式を使います)
- ダニエル電池の全体の反応式の解説
- 素焼きの壁はどうして必要か
- 塩橋の役割は何か
- 鉛蓄電池の放電の仕組み(電子式を使います)
- 鉛の電子配置から見た価電子
- 鉛蓄電池の負極で起こっている反応を解説(電子式を使います)
- 鉛蓄電池の正極で起こっている反応を解説(電子式を使います)
- 鉛蓄電池の放電時の全体の反応式の解説
- 鉛蓄電池の充電の仕組み(電子式を使います)
- 鉛蓄電池の陰極で起こっている反応を解説(電子式を使います)
- 鉛蓄電池の陽極で起こっている反応を解説(電子式を使います)
- 鉛蓄電池の充電時の全体の反応式の解説
- 燃料電池の仕組み
- 燃料電池の負極で起こっている反応を解説(電子式を使います)
- 燃料電池の正極で起こっている反応を解説(電子式を使います)
- 燃料電池の全体の反応式の解説
- ニッケル・カドミウム電池の仕組み
- ニッケル・カドミウム電池の負極で起こっている反応を解説(電子式を使います)
- ニッケル・カドミウム電池の正極で起こっている反応を解説(電子式を使います)
- ニッケル・カドミウム電池全体の反応式の解説
- 濃淡電池の仕組み
- 濃淡電池の負極で起こっている反応を解説
- 濃淡電池の正極で起こっている反応を解説
- マンガン電池の仕組み
- マンガン電池の内部構造の説明
- マンガン電池の負極で起こっている反応を解説
- 亜鉛の錯イオンの配位数についての解説(電子式を使って説明しています)
- マンガン電池の正極で起こっている反応を解説(反応が複雑なので一例を挙げています)
- マンガン電池の全体の反応式の導き方(かなり難しいですが、一例を挙げています)
電子式は、大学の初等教育までは、十分に通用する理論です。
これをきっかけに、莫大な暗記を避けることができます。
それよりもむしろ、電子式を使うといろいろな物質ができて、
出来上がった物質は、なんていう名前の物質なのかということに悩むかもしれません。
そのくらい自分で物質が作れるのです。
この電池の本質DVD (2時間) を見終わったあと
参考書や問題集を見て、問題を解いてみてください。
あーあのことね。ってなるでしょう。
もちろんビデオで使用した実物原稿のコピー付きです。
奥深い世界の仕組みや原理が意外とシンプルであるという偶然さに驚かれるかもしれません。
自然の奥深さを解説することによって、その分野の苦手意識がなくなり、
ちょっとした感動から自然に電池ってうまいことできているなあ気づくでしょう。
また、電池の問題を見てもアレルギー反応がなくなること間違いなしです。
むしろ解析できるかもしれません。
仮に解析できなくても、その完成された化学反応式を見れば、
実に合理的にうまくできているなあという感動が得られます。
その感動が次の行動、つまり、
もっと勉強して知りたいという好奇心につながってくるのです。
これだけ理解できれば、あなたは本質まで理解できたことになり、
時間が経つごとに、入試問題がやさしく感じられるでしょう。
また、DVD授業を見たあとの勉強方法は下記のとおりです。
あなたが見た本質DVD授業に該当する単元のところで
あなたの手元にある参考書を開いて読んでください。
参考書は何でもかまいません。
その参考書に書いてあることが
一通り理解でき、また行間も読めるようになっているはずです。
というか、普通の参考書は、なんでこう論理の飛躍があるのだろうという感想を
お持ちになるかもしれません。
続いて、あなたのお手元にある問題集を開いて
問題を解いてみてください。
今までつまづいていたも問題のところが乗り越えられることに気がつくでしょう。
そうです。
あなたのレベルが上がったのです。
これが本当の実力のつく勉強の感覚なのです。
実力がつくときは、自分でそのことに気づき感動します。
退屈な実力のつかない勉強をやっていて、実力などつくわけがありませんし、
実力がいつか自然と上がるのを待っている勉強などありえません。
退屈な勉強で、あるいは、不安を持ちながら、勉強し続けて、
朝起きたら実力がついていたなんてありえません。(笑)
目を覚ましましょう。
初見で解けた問題は無視してください。
初見で解けた問題は 二度と復習する必要はありません。
できない問題は、15分ぐらい粘って本質DVD授業の内容を
思い出しながら考えてください。
すぐに問題が解けなくても、解答できなくもかまいません。
できなかった問題は、その問題集の解説をみて読んでください。
本質DVD授業の内容を思い出すことで
お手元の問題集の解説が理解できると思います。
そして、ここからが重要です。
上記の方法でどんどん勉強を進めてください。
あなたはここで暗記には頼っていては問題は、解けないことを実感するでしょう。
今まで基本レベルや標準 レベルの途中までしか解けなかった内容のものが
自分の言葉で解説できるくらいまでにものになっていることがわかります。
さらに応用問題のレベルに進んでも立ち止まることなく、進んでください。
本質DVD授業の理解の深さは、応用問題に対する 対応力も万全なのです。
あなたには、応用問題レベルに対しても、対応力がついていることがわかります。
その理由は、応用問題のレベルに近づけば近づくほど、
本質までの理解が求められているからです。
のDVD&ビデオ学習で何を伝えたいですか?
レベルは、大学レベルまで立ち入って解説しています。
難しいということではなく、レベルの高い理解、つまり有益な理解、本質を理解するのには、ここまでやらなければなりません。
これがわかれば、有機化学の基礎は卒業です。
第１５巻 電池の本質 DVDを見たあとは、どうなりますか?
「電池って実にうまくできているなあ。誰だこれを考えた人は?」って感じになります。
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