本番の大学入試で取り返しのつかない失敗をしてしまった。その内容は?
私は、数学に関して言えば、
中学・高校時代はある程度人並み以上はできていました。
しかし、これがあとで大きな勘違いを起こしていたことがわかり、
本番の大学入試で取り返しのつかない失敗をしてしまったのです。
正確にいうと、「自分は数学ができる、得意である」思い込んでいたのです。
もしかしたら、
英語や物理よりは、数学に困らなかったから
自分で数学ができると思い込んでいたのかもしれません。
本番の大学入試で取り返しのつかない失敗・・・
テクニックを駆使した解法を使ったこと自体は、よかったのですが、
実は、そのテクニックが使えない条件の下で、
テクニックを使ったため、
(相加平均・相乗平均を使う際には、正の数しか通用しないのに負の数の可能性があるのに使ってしまった! ので)
数学の大問を丸々失点してしまったのです。
これが原因で、現役の時の数学の大学入試は、失敗していまい、浪人生活へと突入しました。
にもかかわらず、浪人してからも、現役生のときと同じような方法で数学の勉強をしていました。
浪人したからには、レベルの高い問題をたくさん勉強して、他の受験生との差をつけようと考えていたのです。
浪人したての春休みから、いきなり、全開で数学の受験勉強を始めました。
予備校が始まっても数学の授業は困ることなく、良く理解していました。
なにせ数学の問題の解法の糸口の最初の出だしさえわかれば、なんなく解けるからです。
そして、解法を暗記できるくらいに復習もしました。
たいていの公式は、暗記できている。
たいていのテクニックも身につけている。
新しいテクニックが載っている参考書や問題集が気に入っている。
しかし、数学に関して、とても気になる点があったのです。
数学の問題で、どうも最初の出だしである解法の糸口のつかみ方が思いつかないことが、かなり多いような気がしていたので
す。(7割くらいが思いつかない)
浪人の二学期になってからは、特に最初の出だしである解法の糸口のつかみ方が思いつかないことが頻繁に起きてきました。
これで、自分は数学科へ行くのか?大丈夫かなあ?
たくさんの問題量をこなして、 最初の出だしである解法の糸口のつかみ方をノートにまとめて整理しておこう
と考えて、勉強するようにしました。
するとどうでしょう!
何も変わりませんでした(笑)(泣)
本当に、見事に何も変わりませんでした。
これでいいはずがない!
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